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Taiko Matsuo | Layered
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 3月 18日

Copyright© taiko matsuo
画像提供:ポーラ ミュージアム アネックス

松尾たいこのファンは多い。広告や雑誌、ファッションブランドとのコラボレーションなど幅広い活躍をみても言えることだが、その実力を顕著に証明しているのが本の装画である。『クライマーズ・ハイ』(文春文庫)、『日本の古典を読む』シリーズ全20 巻(小学館)など、これまで手がけてきたものは約250 点以上。一般のファンのみならず、作家やデザイナー、アーティストから多大な評価を受けているのである。松尾の原画と向き合うことで、「彼女が見ている“ 世界”の色や光をより強く感じることができる」という声も多い。

今回の個展では、これまで手掛けてきた既存の作品のみならず、新作も発表される。また、これまでになかった試みとして、インスタレーション的な要素を持った構成にもなる予定だ。空間に出来上がったレイヤーの中で、彼女の新しい表現が広がるであろう。

なお展覧会に併せて、PARCO 出版より初めての作品集( 装丁:groovisions) が、会場で先行発売される。

松尾 たいこ アーティスト/ イラストレーター
広島県生まれ。短期大学卒業後、OL としての生活を経て、1995 年にセツ・モードセミナー入学。1996〜98 年、福井真一イラストレーション教室へ。98 年よりフリーランスとして活動を始める。著作に絵本『空が高かったころ』(ポプラ社)、角田光代氏との共著に『Presents』( 双葉社)、『なくしたものたちの国』(集英社)などがある。また、広告、CDジャケット、雑誌、書籍などのほか、ファッションブランドやミュージアムショップにも作品を提供し、幅広い分野 で活躍。また海外での人気も高い。第16 回ザ・チョイス年度賞 鈴木成一賞受賞。TIS 会員。
http://taikomatsuo.jimdo.com/

※全文提供: ポーラ ミュージアム アネックス


会期: 2011年4月22日(金)-2011年5月29日(日)
会場: ポーラ ミュージアム アネックス

最終更新 2011年 4月 22日
 

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