Taiko Matsuo | Layered |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 3月 18日 |
松尾たいこのファンは多い。広告や雑誌、ファッションブランドとのコラボレーションなど幅広い活躍をみても言えることだが、その実力を顕著に証明しているのが本の装画である。『クライマーズ・ハイ』(文春文庫)、『日本の古典を読む』シリーズ全20 巻(小学館)など、これまで手がけてきたものは約250 点以上。一般のファンのみならず、作家やデザイナー、アーティストから多大な評価を受けているのである。松尾の原画と向き合うことで、「彼女が見ている“ 世界”の色や光をより強く感じることができる」という声も多い。 今回の個展では、これまで手掛けてきた既存の作品のみならず、新作も発表される。また、これまでになかった試みとして、インスタレーション的な要素を持った構成にもなる予定だ。空間に出来上がったレイヤーの中で、彼女の新しい表現が広がるであろう。 なお展覧会に併せて、PARCO 出版より初めての作品集( 装丁:groovisions) が、会場で先行発売される。 松尾 たいこ アーティスト/ イラストレーター ※全文提供: ポーラ ミュージアム アネックス 会期: 2011年4月22日(金)-2011年5月29日(日) |
最終更新 2011年 4月 22日 |