梅沢和木:美しい画像コア |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 7月 15日 |
《カオスをほろぼすもの》2010年 梅沢はインターネットで日々集めた膨大な画像達をモニタ上で切り貼りし、ひとつのイメージにまとめ上げた後、アクリル絵の具やペンなどで加筆する制作手法をとる新進気鋭の若手作家です。パソコンの画面に表示される鮮やかなRGBの色彩をふんだんに使った彼の作品は、クリアーでバーチャルな世界がひたすら拡張・収縮を繰り返し、キメラのように構築されています。 昨年4月に秋葉原にて開催された「101 Tokyo Contemporary art fair 2009」への出展を皮切りに、弊廊にて開催のグループ展「100 degrees Fahrenheit vol.1」に参加、同年トーキョーワンダウォール2009にてトーキョーワンダウォール賞を受賞。その後も数々の展示を重ね本年1月にはニューヨークでのグループ展に参加と、ここ1年で目覚しいほどの成長を見せてくれました。そして4月、高橋コレクション日比谷にて開催された「カオス*ラウンジ2010 in 高橋コレクション日比谷」では会場奥の壁面を全て埋めた巨大な作品を発表し、底知れぬ梅沢の創造力をまざまざと魅せつけてくれました。メディアでも積極的に取り上げられ、今現在、20代の若手アーティストでは最も注目されている作家です。 本展では新たな大型壁面作品を中心に、多数の新作で構成する予定です。 ※全文提供: CASHI 会期: 2010年7月16日(金)-2010年8月28日(土) |
最終更新 2010年 7月 16日 |