展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 6月 10日 |
前回の個展に引き続き、日常の何気ない情景の中にふと立ち現れる、それが何であるかを認識する以前の非日常的感覚をモティーフに、その出会いの感覚を描く行為と形式に重ねることで、存在へのまなざしを問うことを試みています。今回は、古枯れの雑木林にアカマツの立ち様と、新緑間近の谷合に降る雨が樹間を結ぶ様に、人の在り様と不可知な存在の〈陰翳〉と〈奥行き〉とを写すことの試みです。 2010年4月30日 児玉靖枝
児玉靖枝 1961 神戸市に生まれる 1986 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
主な個展 1986 アートスペース虹(京都、'89も開催)・トアロード画廊(神戸,’94年まで毎年, ’98~’00、’02~’06、’08、’09も開催) 1990 石屋町ギャラリー(京都、’92、’93、’96も開催) 1992 ギャラリー21+葉(東京、’94も開催) 1994 アートサイト(福井) 1995 スカイドア(東京) 1997 東京画廊(東京) 2000 「青,青」 ギャラリーKURANUKI (大阪) 2002 「はないろ」セゾンアートプログラム・ギャラリー(東京) 2003 「空・青」CASO(大阪) 2005 「air」アートスペース虹(京都)・「気配」O gallery eyes(大阪) 2007 「水」O gallery eyes(大阪) 2008 「継続する意思Vol.18児玉靖枝展-象徴としての〈水〉」ギャラリー21+葉(東京) 2009 「深韻」アートスペース虹(京都)・「深韻Ⅱ」O gallery eyes(大阪)
グループ展歴多数。
受賞 1986 京都市立芸術大学作品展 大学院賞,華楊賞 1991 '91次代を担う作家展 大賞 1993 '93次代を担う作家展 準大賞 1999 第17回京都府文化賞奨励賞 2005 兵庫県芸術奨励賞 2010 亀高文子記念-赤艸社賞
パブリックコレクション 京都府・東京国立近代美術館・東京オペラシティーアートギャラリー・釜山市立美術館(韓国)・資生堂アートハウス(掛川)
※全文提供: アートスペース虹
会期: 2010年7月6日-2010年7月18日
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最終更新 2010年 7月 06日 |