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カンノサカン:hunch
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2009年 10月 20日

≪※新作(部分)≫2009年|画像提供:レントゲンヴェルケ copy right(c) Sakan KAN-NO

細密にして躍動感溢れる独特の線による抽象画で、着実にその実力を伸ばし、また、評価を高めているカンノサカンが、レントゲンヴェルケとしては5回目のとなる個展「hunch」を開催致します。これまでカンノは画家としての矜持から、矩形であることとキャンバスを使用する事にこだわりをもって、作品を制作、発表してきました。 しかし今回、その表現の幅をより豊かにと、自らに課した枷を外し、新しいスタイルの作品を発表します。その支持体は円形、それも球形から削ぎ取った三次元曲面、即ちは凸レンズの形をしています。この形態は高度な技術による合成樹脂成形によって得られました。また、これまでに、基本的に単色、あるいはパール系であったベースとなる色彩は、「マジョーラ」と名付けられた、見る角度によって変化する塗料に変えられ、視覚的に動きのある画面が、光学的な動きをも獲得します。 培われた技術に、新しい支持体と、新しい色を得た、直径135cmの大作3点のみで構成される「hunch」。本年最後を飾る、カンノサカンの新しい展開、是非お見逃し無きよう。 展覧会初日12/4(金)18:00-、出品作家を囲んでのオープニングパーティーを開催いたします。 ※全文提供: レントゲンヴェルケ

最終更新 2009年 12月 04日
 

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