タカハシカオリ:ぼくのおとうさんのはなし |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2014年 3月 27日 |
タカハシは、石こう粘土を用いて人物や動物を成形、アクリルガッシュ、ニスで塗装しフィギュアを完成させます。それらを「日常に近くあること」をテーマに 作られる独自のエピソードの中でキャラクター化させ、1シーン毎に制作したものを写真に収めていき、物語を完成させます。「たたずまい」を重視し成形され るフィギュア達は、それぞれのキャラクターがもつ性格や心の機微が伝わるよう細部にまで神経が配られ、どのエピソード、シーンにおいてもキャラクターの個 性が存分に発揮されております。更に、写真撮影にあたり「現実の背景とフィギュアの馴染ませ方」に特に配慮される事により、人間として実存しているように さえ錯覚してしまうほど、造形物としてのフィギュアが現実世界の中で生活しているかのように活き活きとした表情、しぐさを見せ始めます。本展は「ぼくのおとうさんのはなし」と題され、関西圏では初の個展となり、前述したメインのシリーズの新作をはじめ、過去のエピソードのアーカイブ展示を交えて構成されます。 全文提供:cafe dining near ∽ gallery near 会期:2014年3月28日(金)~2014年4月9日(水) |
最終更新 2014年 3月 28日 |