トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2021 成果発表展「A Scoop of Light 」 |
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Published: July 11 2021 |
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トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、2006 年よりレジデンス・プログラム「クリエーター・イン・レジデンス」を開始し、東京や海外の派遣先を舞台に、ヴィジュアル・アート、デザイン、キュレーションなど様々な分野で活動するクリエーターたちへ滞在制作の機会を提供しています。 2020 年度は新型コロナウイルスの影響で海外への移動が困難となり、レジデンス・プログラムも延期や中止が相次ぎました。派遣クリエーターたちは、図らずも派遣先から移動ができなくなったため自主的に現地滞在を延長したり、コロナ禍で世界が緊迫している中渡航した滞在先で苦難に直面したり、渡航自体を断念せざるを得なくなったりしました。また、海外からの入国制限により、TOKASでは初めてとなるオンライン・レジデンスを実施しました。本展では 2019年度、2020年度にレジデンス・プログラムに参加した国内外5名のクリエーターによる成果を紹介します。 <展覧会について> 目まぐるしく更新される情報と技術の向上により、物理的距離を凌駕するかのように速く動いていた日常が、突如停滞した社会へと一変しました。図らずも世界がパンデミックによりひとつとなり、同時に分断されたのです。 世界各地の提携機関とレジデンス・プログラムを実施しているTOKASでも、2020年はこれまでとは違う時間を過ごす1年でした。今回紹介するアーティストたちは、移動や物理的な交流を制限された状況下において、それぞれ異なる条件でプログラムと関わり、本展への参加となりました。 本展に参加するアーティストたちは、社会のはざまに埋もれていたかもしれない現実に照準を合わせ、そこに光を当てることで、実際にいま私たちが暮らす世界に何が起きているのか、どう対峙していくべきなのかを探り出そうとしています。異なる社会で生きる人々の声に耳を傾けたり、自身の身の回りの気づきを紡いだりした彼らのさまざまな経験が、作品として共有されることで、新たな明かりを灯すかもしれません。 彼らが灯した一掬いの光によって、私たちがこれまで目を向けてこなかった世界―分断や明確な境界がなく、私たちからひとつづきのところにある場所―が可視化され、眼前に示される。そこには何もなかったのではなく、見えていなかっただけの事実が、光を受けて空中に漂い煌めく塵のように現れ、私たちを取り巻いていたことに気付かせてくれるでしょう。 ===================== 会 期:2021年7月3日(土)- 8月9日(月・祝)(6月26日-8月9日の会期が変更になりました。) 休館日::7/5, 12, 19 時 間: 11:00 - 19:00 入場料: 無料 会 場: トーキョーアーツアンドスペース本郷 主 催: 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース URL: https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2021/20210703-7051.html 参加アーティスト: 船井美佐 菊地智子 Yuju ユリアン・ヴェーバー バディ・ダルル 提携機関: クンストラウム・クロイツベルク/ベタニエン、ベルリン市(ドイツ)、セマ・ナンジレジデンシー(韓国、ソウル) 関連イベント: 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オープニング・トークは実施いたしません。 トーキョーアーツアンドスペース本郷 アクセス 〒113-0033 東京都文京区本郷2-4-16 TEL: 03-5689-5331 / FAX: 03-5689-7501 https://www.tokyoartsandspace.jp/location/hongo.html
全文提供:トーキョーアーツアンドスペース広報担当
会期:2021年7月3日(土) 〜 2021年8月9日(月) 時間:11:00 - 19:00 休日:7/5, 12, 19 会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
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Last Updated on July 03 2021 |