版 と 画 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2017年 10月 24日 |
絵画が描き手の意識そのものを表出する主体的な行為だとすれば、版画は、作者ならざる何者かの力を呼び込む魔術だとも言えるでしょう。版と画の間に起きること、それはどんなに周到に用意されたとしても、私たちの知らない、もう一つの時空の作用なのではないでしょうか。ここに集う四人の作家たち、現実社会の不条理と向き合う相原慶樹、自分とは何者かを問い続ける佐々木和良、生きる力の不思議さに瞠目する本間洋、何気ない日常の中に美を見いだす松岡博子、それぞれにあるとき「版画」と出会い、自らの表現の可能性を広げてきました。なぜ人は「刷る」のか。それぞれの試みの中にその答えを探ります。 全文提供:Gallery K 会期:2017年10月30日(月) 〜 2017年11月4日(土) |
最終更新 2017年 10月 30日 |