| EN |

エスパス ルイ・ヴィトン東京
ギャラリー
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2014年 1月 24日

©Louis Vuitton / Daici Ano

2011年1月15日―表参道のランドマークでもあるルイ・ヴィトン表参道ビルの7階に「エスパス ルイ・ヴィトン東京」は誕生しました。2002年9月に建築家青木淳氏のデザインにより積み重ねたトランクにインスピレーションを得て誕生したこの建物は、表参道のけやき並木と大変美しく調和しています。

パリのシャンゼリゼ通りにあるメゾン ルイ・ヴィトンの7階に“Espace culturel Louis Vuitton”がオープンしたのは2006年1月10日のこと。それから5 年の歳月を経て誕生したアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」には、ルイ・ヴィトンが長期にわたり築いてきたアートとの関係が集約されています。パリのエスパスは、毎年3回の意欲的なコンテンポラリーアートのエキシビションを行うとともに、朗読会、アートトーク、時にはハプニング的なプログラムなども行ってきました。「アート・オブ・トラベル」をテーマに開催された展覧会はすでに15 を数え、20万人を超える人々が訪れました。今日では、“Espace culturel Louis Vuitton” は、フランスが誇る重要なアート施設の一端を担う存在として位置づけられています。

「エスパス ルイ・ヴィトン東京」は、東京の中でもっとも美しく、また多くのトレンドやカルチャーを生み出してきた地である表参道の中心に位置しています。7階の展示スペースは、天井高8.45メートル、面積193平方メートルの空間を誇り、訪れる人々にまるで空に浮かぶガラス張りの異空間のような印象を与えます。また、アーティストにも刺激的なインスピレーションを喚起させる空間となることが期待されています。

パリのエスパスは、新鋭のフランス人アーティストに表現の場を提供するのみならず、ジェームス・タレル、ジョゼフ・コスース、スボドゥ・グプタ、トレーシー・エミン、スゥ・ドーホーなど世界的に活躍する著名なアーティストがエスパスのために制作した新たな作品を発表する場でもあります。「エスパス ルイ・ヴィトン東京」もまた同様に、若きアーティスト、著名なアーティスト、個展、グループ展などを幅広く開催していく予定です。世界中から訪れるアーティストたちは、ここで創作意欲をかき立てられ、「エスパス ルイ・ヴィトン東京」を新たな表現の場として再構築していくことでしょう。

当時のルイ・ヴィトン マルティエ代表取締役会長兼CEOのイヴ・カルセルは、エスパス ルイ・ヴィトン東京誕生の際に、次のようにコメントしています。 「アートとラグジュアリーは、情熱と創造を重んじるという共通点をベースにして、関わり合い交流を深め、異なる2つの世界に従来存在する壁を打ち破ってきました。ルイ・ヴィトンは、マーク・ジェイコブスの影響下でつねに変化を遂げており、ルイ・ヴィトンのアートへの取り組みはとどまることなく拡大し続けています。今回、「エスパス ルイ・ヴィトン東京」を世界でも多くの人に知られている通りのひとつであり、ルイ・ヴィトンが2002年より店舗を構えている表参道に誕生させることができて、とても嬉しく思います。東京は、ダイナミックな創造性を持つ都市です。したがって、2006年のパリに続き、もうひとつのエスパス ルイ・ヴィトンを東京にオープンすることは、私たちにとって当然と言える選択でした。私たちの創造への情熱を、東京のみならず日本全国の方々と分かち合えることを願っています」


エスパス ルイ・ヴィトン東京
所在地: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F
TEL:03-5766-1094
時間:12:00-20:00 (エキシビション会期中のみ)
ウェブサイト: http://espacelouisvuittontokyo.com/

最終更新 2014年 1月 24日
 

| EN |