展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 7月 08日 |
CGで作られたアイドルが世間を騒がし、今や“存在する”ということは重要なことではないのかもしれません。同様に、写真も本来持っていた記録性という重要なファクターはその役割が薄れ、写真が真実を写すという認識も変わりつつあります。 私は描いたドローイングをネガにし、光をあて印画紙にイメージを定着し、作品を制作しています。描かれた絵は光を通すことで明暗に置き換えられ、奇妙なリアリティーが生まれます。 私が作り出すのは現実と非現実の関係が希薄化した私的世界です。 しかしその世界は現在においてあながちフィクションではないのかも知れません。現実と非現実の狭間の世界からもう一度 “存在する” ことの意味を考えてみたいと思います。
田口健太 個展 2009 ''はじまり" STANDING PINE -cube、愛知
主なグループ展 2006 Photo Intention-現象の多面化-/エビスアートラボ、愛知 2007 蔵にひそむアート / 野田味噌商店蔵の杜、愛知 2008 Plants /エビスアートラボ、愛知 INDIRECT'08-箱の中の箱- /ギャラリーAPA,愛知 PRINT-現実と非現実の狭間で- /名古屋学芸大学内ギャラリー、愛知 4-sight /ギャラリー旬、愛知 2009 白昼夢/愛知県美術館ギャラリー、愛知 田口健太 藤永覚耶展 /art data bank、東京 INSIGHT /大和画廊、岐阜 2010 あいちアートの森 堀川プロジェクト /東陽倉庫、愛知 浮森 -floating forest-/STANDING PINE-cube,愛知 Over flow /画廊翠巒、群馬 2011 Shashin?/TEZAKAYAMA GALLERY
全文提供: スタンディングパインキューブ
会期: 2011年7月9日(土)-2011年7月31日(日) 会場: スタンディングパインキューブ オープニングパーティー: 2011年7月9日(土)18:00~
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最終更新 2011年 7月 09日 |