展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2012年 7月 26日 |
ブロンズの可能性に挑み続ける彫刻家、伊藤一洋の新作展をご案内申し上げます。 黒く佇み現在の人間(我々)を表す「Dear Blind Phantom」シリーズ、未来に現れるであろう新種の生命体の象徴として黄金色に輝くまで磨かれた「Liquid Golden Baby」シリーズ、そして未知の存在、宇宙人として白銀色に輝く「Starman Loves You」シリーズを中心にブロンズ彫刻を作り続ける伊藤は、本展でも引き続き「彫刻は最終的には一枚の板、一本の棒になる」という自身の彫刻哲学を目指した作品を披露致します。 近年、原型を作らずにブロンズの塊そのものから形を見出していく手法で制作した作品を発表してきた伊藤ですが、本展では蝋型鋳造法による作品も発表いたします。制作過程で生まれる偶発的な形状と、磨きあげられた部分との視覚的対比も重なり、単一素材とは思えない程豊かな表情を見せてくれる伊藤彫刻をこの機会にぜひご高覧ください。
[作家プロフィール] 伊藤一洋 Kazuhiro Ito
1972年 福岡県生まれ 1997 年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業
【個展】 2011 「unknown touches」hpgrp GALLERY TOKYO(東京) 2010 「fallen genius」hpgrp GALLERY TOKYO(東京) 「The return of the thin bright duke」 ヤマネアートラボ(福岡) 2009 「Evidence」 hpgrp GALLERY TOKYO(東京) 2008 「The baby can dance, phantom cry」 hpgrp GALLERY TOKYO(東京) 2007 「LIQUID GOLDEN BABIES」ギャルリー東京ユマニテ(東京) 2006 「LIQUID GOLDEN BABY」to.ko.po.la(福岡) 2005 「彫刻の本能 vol.2」 なびす画廊(東京) 2002 なびす画廊(東京) 2000 「焼かれ猿、立ち眩んで半歩」田中画廊(東京) 1999 「焼かれ猿の顎」田中画廊(東京)
【グループ展】 2011 「sogno・夢~彫刻家二田原英二と次代を担う作家展~」佐藤美術館(東京) 2010 「love and punishment」 aura gallery (北京) 「久月」 aura gallery (北京) 「DIMENSIONS−版表現、その広がり−」東京日本橋高島屋 6 階美術画廊X (東京) 2009 「掌9」ラディウム レントゲンヴェルケ(東京) 2008 「Moeglichkeit(メークリヒカイト)」ラディウム レントゲンヴェルケ(東京) 「無題/UNTITLED」 hpgrp GALLERY TOKYO(東京) 2007 「彫刻の本能 vol.3」 hpgrp GALLERY TOKYO(東京) 2005 「奇妙な庭、にて」田中画廊(東京) 2004 三人展「火群の芽」桃林堂画廊(東京) 2003 二人展「彫刻の本能」なびす画廊(東京) ギャラリーなつか(東京) 「Melting Pot」田中画廊(東京)
オープニングレセプション: 8月30日(木) 19:00-21:00
全文提供:hpgrp GALLERY TOKYO
会期:2012年8月30日(木)~2012年9月17日(月) 時間:11:00 -19:30 休日:月 会場:hpgrp GALLERY TOKYO
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最終更新 2012年 8月 30日 |