NAZE:NAZE? |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 6月 01日 |
NAZEは1989年茨城県出身、京都にて精力的にgraffitiやゴミを使った制作を続けています。 本展では、NAZEが京都や東京など日本各地やNYで出会い収拾したゴミに描いたドローイング作品を発表、滞在制作します。 NAZEは、ゴミもgraffitiも「そこにあって嫌われがちで、誰かがそこに残したもの」だと言います。 何をもって「ゴミ」もしくは「作品」とするかは見る者の視点によって変わり、そのものの価値は大きく変わります。 つねに「なぜ?」という疑問を自他に持ち、価値観を裏返しつづけるNAZEの初個展です。 会期中、ギャラリーに滞在しつつ、東京で拾い集めたゴミを素材に、公開制作を行う予定です。 ゴミかアートか、要か不要か。この機会にぜひご自身の目でご体感ください。 NAZE ※全文提供: フォイル・ギャラリー 会期: 2011年6月3日(金)-2011年6月21日(火) |
最終更新 2011年 6月 03日 |
会場に所狭しとひしめくのは、コラージュや、街で拾った衣服やおもちゃなどに書かれた絵やグラフティー調の作品である。ストリートの感がありがなら、非常に個人的世界が広がっている点が印象的だ。猥雑でエネルギッシュで、しかし内向的な、独特の世界である。思春期の暴力性を思い出す展覧会、愚連る余裕のあるかたにお勧めしたい。