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大場節子 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 10月 10日

「あかりの詩」
油彩、53.0×45.5cm

~やがて、まじわる虹を求めて~

パリのアトリエから世界各国へ赴き、制作の旅を続ける画家、大場節子の展覧会を開催いたします。大場節子は、絵の具とともにその地に溶け込み、その空気を心に刻み込み、自身が感じた色彩と描線を捜し求めながら心の色をキャンバスに表現しています。

今年5月~7月にパリのアトリエから、モロッコへ、そしてジブラルタル海峡をわたり、スペインを旅しました。モロッコでは、焼けつく照り返しと熱気のため、現場でのスケッチは困難を極めましたが、砂漠の中でみたゆっくり沈む熱い夕陽や、満天の星と砂の大地、風に舞うベルベル人の青いスカーフなど、この国にしかない色彩を捉えてきました。

また、スペインではセビリアに滞在し、アンダルシアの白壁に魅せられ、再び戻ったパリでは、創作意欲を掻き立てられる新たな主題との出会いがありました。今展では、パリ、モロッコ、スペインでの新作約50点を展示いたします。また、2010年~2013年の作品を収録した画集を新たに出版いたします。

<作家在廊予定>14:00~16:00(会期中毎日)

[作家プロフィール]
1944年和歌山市に生まれ、和楽器商の三女として、長唄、琴、三味線という伝統を受け継ぐ教育を受けていたが、あわせて兄が油絵を描くという環境でもあったことから、創造の芽は絵画の方向へと進み、筆を取る日々が始まる。 その後、多感な青春時代の中で、花王の研究所にはいり、同時に武蔵野美術大学の通信教育部に席を置き、模索し葛藤する時代に入った。 そして日本での同人展出品や個展へと本格的な作家活動が始まり、1990年よりパリを拠点に欧州への取材を始め、ひたすら表現の真実を求め、インド、南米、中東、北アフリカなどに単身取材に出かけている。現在も精力的に制作活動を続け個展を開催している。

☆ギャラリートーク開催☆

11/23(土) 14:00~
ゲストをお招きしてヨーロッパでの取材の体験談や描く事への想い等を対談形式で
語って頂く予定です。是非お越し下さい♪


全文提供:Bunkamuraギャラリー
会期:2013年11月20日(水)~2013年11月27日(水)
時間:10:00~19:30
会場:Bunkamuraギャラリー
最終更新 2013年 11月 20日
 

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