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希望・愛・喜びを伝える画家  マッケンジー・ソープ絵画展
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 6月 07日

「Bee My Love」
ジクレー 51x48cm

限りなく愛くるしい世界

マッケンジー・ソープは、イギリスでは誰もが知る人気画家であり、ベストセラーアーティストです。その個性溢れる表現力と、多くのメッセージがこめられた彼の芸術は世界各国に紹介され、人々に「希望・愛・喜び」を運び続けています。

性別や年齢、その人の持つバックグランドを問わず、多くの人に共感を与える彼の作品は、大きな笑顔の子供達や動物、ハートのお花など、どれも愛に満ち溢れており、見たままより内面の深さ、個性を表現したかわいらしいモチーフが特徴的です。
また全ての作品やモチーフにはメッセージが込められています。それは愛や思いやりであったり、新しいことへの挑戦、未知への恐れです。一方で、挫折や悲しみもその一つです。人生の中で落ち込むこともあれば、たくさんの悲しいこともあります。しかし、その先には必ず明るい未来があり、周りへの感謝を忘れないという気持ちが込められています。

貧困と困難を極めた幼年期。ディスレクシア(読み書きに困難を持つ学習障がいのひとつ)で周囲の理解を得られなかった真っ暗なトンネルの中で、彼のたった一つの希望は、絵を描くことにありました。愛らしい絵ばかりではなく、自身の苦難の歴史を物語るような深みのある作品もあり、二面性を持つかのようなギャップがまた人気のヒミツなのかもしれません。

「今の社会に明るい未来を感じるか?」の問いに、率直な語り口で、「どんな困難な状況にも、必ず希望はある。そして愛がすべて。」と伝えるマッケンジー・ソープの作品は、時代を映す鏡であり、未来を照らすかがリ火となるでしょう。


全文提供:Bunkamuraギャラリー
会期:2013年6月26日(水)~2013年7月7日(日)
時間:10:00 - 19:30
会場:Bunkamuraギャラリー
最終更新 2013年 6月 26日
 

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